「墓相」入門

初代竹谷聰進著
「先祖の祭祀と家庭運」より
  竹谷の墓相発表


先祖の祭祀と家庭運
竹谷聰進著
(株)徳風會・祭祀研究所出版
定価二千百円(税込)

「墓相」入門
copyright©2013 Yasunori. All rights reserved.
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墓所の無い家庭運

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竹谷の墓相発表

(これからの発表は日本の古書や中華民国の古書の受け継ぎではありません)
 次に記しますのは、著者が統計をとり九三%という確率を得た墓相研究の細部の発表です。但し新しい墓、現存者に近い人の墓に重点をおきました。なお・印の内に数本の ―印のあるのは、そのうちの何れか一つがそのような墓を造られた関係者の家庭に、造られてから三十年程の内に現われるという意味です。中には孫へ孫へと現われるのがあります。
 本文中軽い片輪とか身体不備と書いてあるのは斜視、乱視、色盲、ガニ股なども含む。

墓所の無い家庭運

 墓所の無い家庭は家運不定といって子孫と財産が両立しない家庭です。
(一)財産があると子は早く死に孫が相続したり娘に養子を迎えたり、
(二)相続人である長子があっても遠方で生活したり、
(三)夫妻の片方が病弱か短命であったりします。
(四)精神病者も出来たりします。
(五)長男が相続いたしますと財産がなくなります。
(六)墓所へ行くのに数日かからねば先祖の墓へお参りできない家庭もお墓の無い家庭として考えます。
〇墓の無い場合、早く親子が別居するとよろしい。凶相の墓の場合も早く父親と男子は別居するとよろしい。
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先祖の祭祀と家庭運
竹谷聰進著
(株)徳風會・祭祀研究所出版
定価二千百円(税込)

「墓相」入門
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墓所の地形と家庭運

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墓所の地形と家庭運

〇氏ある者は一定の墓所を必要とします。大窪行詩仏に「天地開闢よりこのかた大統とこしなへに相伝う、天子に姓氏なし、正に知る姓は是天なるを」の文があります。氏ある者は国民です。
〇死者が出来ますとその時の都合のよい墓地へ埋めに行くか、または知人へ御願いして骨を入れさせて頂くか、共同墓地の空地へ埋めますので、一墓づつ点々としています。このような墓所は一定の墓所といえません。一区画を所有して死者全部をその墓地で祭る一墓地を一定の墓所といいます。
〇墓地を死者の出たとき都合のよい所へ営み、甲地に一墓、乙地に一墓と墓石を建立しますと
その施主は住所が度々かわるか、親に反対する子供があります。また火難があります。
〇一区画の形が、角が欠けた場合または正しい長方形か正角でない場合
 ―東北の欠けたもの、または正しく角でない場合は、女の早死、片輪、変死、妻の早死、火難、病難のどれかがある家庭です。
 ―東南の欠けたもの、または正しく角でない場合は、家庭で一番大切な人が早く死ぬか、夫妻健全なれば金銭の不足する家庭です。
 ―西南の欠けたもの、または正しく角でない場合は、男の早死、片輪、変死、夫の早死、火難のうちどれか一つのある家庭です。
 ―三角、菱形、梯辺形、円形、その他種々の形の場合には、墓所の中央に磁石をおき、東西南北を正しく測定し、欠けた方向をお考え下さい。
〇自己所有の墓所と、他人所有の墓所との間に境石の無い場合
 ―墓地に境石の無い場合は、財産について他人と争いが生じます。
 ―不動産で自己と他人の間の境界で争いが生じます。
 ―物品物件の所有についての返還争いが常に生じます。
 ―金銭または品物で譲るといった、譲ると言わぬ、などの争いが常にある家庭となります。
 ―同一の村落や町内の内部で勢力争いがあります。
〇自己所有周囲の境石及び石垣などの高さ一尺以上の場合
 ―金銭上や財産上の損失が生じた場合に、元に復するのが困難となります。高ければ高いほど 元に復するのが困難となります。
 ―高さ一尺三寸以上は火難。
〇境石を入れてもその石に入口の無い場合
 ―事業に時々行詰りが生じる家庭です。
 ―一定の名誉職の永続きしない家庭です。
〇境石のある墓所の正面の向き、または境石のない墓の墓石の向き
 ―西南向きは怪我人、自殺、変死、後家、女天下、精神病、夫妻別居、生活難、片輪。
 ―西向きは女の長命。
 ―西北向きは変死、火難、病難、長男の家出または死亡。
 ―北向きは男の長命。
 ―東北向きは自殺、変死、軽い精神病、怪我人、夫婦別居、火難、片輪。
〇墓所の周囲に塀、土塀、鉄塀、鉄戸の門、石戸門、木製戸、錠前ある場合
 ―訪問し難き家庭です。
 ―世間に知らしたくない大きな秘密が生じます。(片輪、奇病、警察の厄介)
〇墓所の前に門柱あり鉄の鎖または鉄戸あるのは
 ―世間にはづかしい行為があります。
 ―その家庭へ訪問し難き家庭。
 ―親族との交際が角ばる家庭。
〇隣地の墓が高くその高い墓地より水の流入する墓ですと
 ―西から入るのは妻が短命または病弱、子供の病弱。
 ―北から入るのは妻が短命または病弱、子供の病弱。
 ―東または南から入るのは夫が短命または病弱、子供の病弱。
〇山の頂きの墓
 ―財産が増加しません。
 ―子孫が養子となるか、父の早死があります。
〇山の尾根や鞍部の高い処の墓所
 ―財産が増えません。
 ―相続人に困ったことの生ずる家庭
〇本宅の棟から見上げる真上の高さの極く近くの墓で自己の墓石が真正面に本宅へ向き合って見えるのは
 ―家運悪くなります。
 ―家庭に永い病人があります。
〇墓石が凹地にあり、三方高地で日陰にあるのは
 ―男子病弱。
 ―夫妻の片方が身体弱くなります。
〇崖の上の墓所
 ―財産が増えません。一時増えても永く持ち続きません。
〇墓所の近くに井戸があって「地表から水面までの高さ」と「井戸から塋域までの距離」「との隔り」が塋域より少ない場合(崖にも摘要)
 ―財産が減るか、子孫に心配があります。
 ―火難があります。
〇墓所の斜面と外側の土地の高低の場合
 ―西へ傾くか、西側の低くなっている時は、夫婦の片方が病弱、心労多いか、短命、火難のうちどれかがあります。(西南側北東側も同じ)夫婦が同室で永く寝起ができない。
 ―北側へ傾くか北側の低くなっている時は、子供の病弱、逆死、火難のうちどれかあります。(北西側も同じ)
〇墓所の近くに凹地がある場合
 ―三間離れて三間以上の凹地、一間離れて一間以上の凹地、三尺離れて三尺以上の凹地がある場合も悪く、家庭が衰微します。(前記傾斜や外側の低地と同じ)
 ―悪い凹地が西にあると、西傾斜と同じ事になります。
 ―悪い凹地が北にあると、北傾斜と同じ事になります。
〇埋立地を墓所にする場合(一尺一年の割で使用出来ません。)
 ―二年以内に死者があります。
 ―財産が減ります。
〇水気の土地、または塋域内の雨水が流れずに池のようになる塋域
 ―常に軽い病人があります。
〇東や南に急な高い山があって冬太陽があたらぬ場合
 ―冬は軽い病人が絶えません。
 ―相続人である男子が弱い。
〇墓所の上に高圧電線のあるのは  ―金銭上徐々に損失あります。
〇墓所の北または西側に急角度で墓地にかぶさるような高地があるのは
 ―妻の身体の弱い方です。
〇周囲の高地からその雨水が塋域内へ常に流れ込みますと
 ―時々重い病人があります。
 ―夫婦片方に若死があります。
〇他人の墓地を通らないと行けない墓主は
 ―時々事業に軽い行き詰りがあります。
 ―通行される墓所主は出入人の多い家庭です。
〇周囲の高地の土が塋域内へ大雨などで一時多く崩れ落ち込む場合
 ―重病人に注意して下さい。
 ―墓地外から大水が一時的塋域内へ流れ入ると
 ―夫婦片方の病弱に注意して下さい
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「吉相墓」入門

「墓相」入門
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墓地と樹木、草花、建物などと家庭運

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墓地と樹木、草花、建物などと家庭運

〇朝陽から午後一時までの太陽が樹木や家屋などのために日陰になる場所
 ―病人の絶間がありません。
〇樹木が墓所内に植えてある場合
 ―木が太くなるほど財産は細ります。(墓所外の遠方より木の根が土葬の身体に入る場合は家庭には心配はありません)
 ―常に病人が出来ます。
 ―小さい木も財産に関係してきます。(石塔近くの土中を掘って木根を取りますとその日より軽い病人が家庭に起こります)
〇大きい草や大きい草花が墓所内一面に生えていますと
 ―極く軽い常病人があります。
〇石塔の高さ以上の樹木が数本墓所内にありますと
 ―相続人に心配があります。
 ―永い病人があります。
 ―財産が減ります。
〇樹木にかかった雨しづくが石塔にかかると
 ―胸や腹の病人があります(松、檜、南天、樒は胸の病、杉、柿は腹の病)。
〇墓地外から樹木が高く塋域へ被さっていますと
 ―永い病人があります。
〇境石の外側から内側へ草の先が多く入ると
 ―軽い病人があります。
〇墓所の周囲に境石の代用に樹木があって石塔の高さの倍以上に高くなっていますと
 ―常に病人があります。
 ―施主が墓所へ参詣しません。
〇墓の樹木を切る場合、施主の年齢より年長の木を根元から一気に切れば(三十年以上の大木)
 ―切り取った人の家庭に急病人が出来ます。(枝からコマカク切り取りまた幹もコマカク切り取るのは吉)
〇芝が四、五寸以上長く伸びた時またはコケが一面に生じた時
 ―軽い病人が常にあります。
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家運長久の秘訣
初代竹谷聰進著
(株)徳風會・祭祀研究所出版
定価四百二十円
(税込)

「墓相」入門
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墓所の土と家庭運

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墓所の土と家庭運

〇砂や小石が一面に厚く二寸以上敷きつめてある墓所(但し毎年砂や小石を取替えるのは災害無し)
 ―長子が死亡するか、子供の身体が弱くなります。
 ―男子の無い家庭となります。男子相続人の病弱、死亡。但し親子別居すれば関係なし。
〇黒土や火山灰または直径五分以上の石、砂、岩の混る砂石土
 ―家庭に身体の弱い者があります。軽い不具者があります。
〇墓所全面コンクリート敷きにすると
 ―たよりにする男の子が死亡するか、遠方へ行きます。(この場合父と男の子が別居すれば吉)
 ―財産が増えません。
〇墓所全面が板石敷きですと
 ―コンクリート敷きの場合と同じです。
〇墓所に板石があまり多いのは
 ―出費多い家庭です。
〇骨などが多く混じる腐った墓土は(二尺以上の上土のこと)
 ―軽い病人が時どきあります。
 ―軽い片輪があります。
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「吉相墓」入門

「墓相」入門
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墓石の台石と家庭運

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墓石の台石と家庭運

〇上台石が二ツ石か3ツ石、または割石の場合
 ―金銭、有価証券などの動産の増えない家庭
〇二段目の台石が二ツ石か三ツ石、または割石
 ―不動産が増えません。
〇三段目台石の一枚石の場合
 ―財産が増えません。
〇三段目台石が二ツ石、または三ツ石が使用してある場合
 ―前文一枚石ほど悪くはありません。
〇台石が一個の場合(上台石のみの場合)(台石が全部セメント付けの場合全部を一個の石と考える)
 ―不動産が増えません。
〇台石と竿石がセメントで付けてあると
 ―神経系統の病人があります。中風も起ります。
〇柴石といって四寸角程の延石四本が台石の最下に井形に使用してありますと
 ―境石のある墓所は住所に不安。
 ―境石の無い墓所は吉凶ありません。
〇上台石に割れ目が生じますと(五分以上)
 ―金銭のことで一時的大きな心配が生じます。
 ―妻や子孫のことで病弱または一時的心配が生じる場合もあります。
〇台石が自然石の場合
 ―養子となるか、または金銭に不足を生じます。
 ―軽い片輪か軽い常病人があります。
〇台石下部に一個の且つ大きな自然石が使用してある場合
 ―軽い肉体上の不備。
 ―軽い神経系病。
 ―一時金銭が出来ても徐々に減ります。
〇台石下部が数個の自然石の場合
 ―前文と同じです。
〇台石が全部土に埋っていますと
 ―子孫に苦しみがあります。また金銭上面白からざる話が生じる。
〇猫足膳足形の台石
 ―養子が相続すると金銭が出来ます。「養子の家が多い」
 ―長男子が相続すると財産が減ります。「二男三男相続は吉凶関係なし」
〇台石のみで竿石の無い墓石
 ―出費が多い家庭。または軽い片輪の人が生じる。
 ―夫婦のうち早く片方になる家庭。
 ―長男が相続しません。
〇一度墓地に使用した竿石を改造して墓石に使用すると(魂を抜く祭典をしても同じ)
 ―施主は金銭上の損失があります。
 ―石屋は病気などで損失をまねきます。
 ―命じた人の家庭に軽い精神病が出て狂い死します。変死や急死。
〇二段目台石に割目か自然に大きなきずが生じますと(五分以上)
 ―財産が一時的に大損失を生じる。
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先祖の祀り方
お墓の建て方

三代目竹谷聰進著
(株)徳風會・祭祀研究所出版
定価二五七五円
(税込)

「墓相」入門
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竿石と家庭運

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竿石と家庭運

(竿石の形が家族の身体などに現われますが身体のことが墓石にかならず現われているという意ではありません)
〇竿石の太く短いのは
 ―相続人について苦労します。
 ―長子よりも建石者が長命します。
〇細長い高い竿石は
 ―祭られた人が短命であります。
 ―養子であります。
 ―長子短命であります。
〇見上げるほど高い大きな竿石
 ―見下げられる家庭となります。
 ―社交的に見下げられる主人となります。
〇自然石、河原石、栗石に文字を刻んだ竿石に二種の見方がありますが、大体左記のようになります。(法名または俗名の刻んである墓)但し竿石下部が台石にハメ込みとなるのは最凶です。
 ―絶家します。
 ―祭られた人の血統が絶えます。
 ―腫物が常に家庭にあります。
 ―他人が建立した場合、実子が養子の如き形で相続します。
〇自然石に何々家之墓。何々奥城。先祖代々之墓などと書いて法名俗名の無いのは
 ―絶家にはなりません。
〇竿石に金輪が嵌め込んであるか、または木塔婆などを建てるために縄で縛ってある竿石の施主は
 ―主人が自由に出来ない家庭。
 ―母か妻が親族などで家庭の支配者がある形。
 ―主人が商業など自己の思うようにならす、他に支配者がある形です。
〇竿石に金網を嵌めた墓も
 ―前文と同じです。
〇竿石と台石がセメントで付けてあるのは
 ―腰の病。中風病。
 ―神経痛などがあります。
〇竿石の大きな痣や大きな疵のありますのは(竿石の上部を人の頭に中部は胸腹に竿石の下部は人の足として考えて下さい)
 ―身体の一部に痣や疵があります。
 ―内臓に持病のある家庭。
〇竿石の頂上が山の鞍部のように凹みのあるのは
 ―精神上少し変な人があるか、頭に疵のある人の家
〇竿石の頂上に五分以上の割れまたは穴があれば
 ―頭禿
 ―軽い神経系病。
 ―頭に疵のある人がいる家庭。
〇将棋形、酒樽形、日形、月形、丸形、円筒形、五角六角七角八角などの奇型の墓
 ―養子。または直系の血統が絶える。
 ―父早死で幼年者の相続する家庭。
 ―高慢不遜者のある家庭。
〇コンクリートでかためた円形、丸形、角形、円墳形で台石の無いものは
 ―主人が無能力者になります。
 ―精神的に外部から大きな圧力を受けます。
 ―世帯主が長命出来ません。
〇盛土の円墳で石塔の無いものは
 ―水子や早死などがありますが、子孫は生まれます。
〇竿石に苔や蔦などが生えているのは
 ―常に病人があります。
 ―腫物が常にあります。
〇河原の石などを拾って墓地内へ祭ったりまたは置いてあるのは
 ―死者が死者を呼ぶ形です。
 ―金銭出費の多い家庭。
〇竿石が二ツ三ツに折れたり割れていると
 ―大手術や怪我人があります。(竿石は人間の立姿と考えて上を頭に下部を足と考えて下さい)
〇竿石の割れ、破損、疵などは
 ―人間が怪我すれば石の位置と同じ位置に怪我をします(竿石の上は頭、竿石の中は胸腹に竿石後面は背に竿石の下は足とします。)
〇竿石を土中に埋めますと
 ―本人または本人の一番可愛い子が二年以内に狂い死にします。
 ―変死、急死。
〇竿石が横に倒れて土に少し埋もれていると
 ―精神系病人があります。
 ―家庭内が一致しません。
〇同一の台石に二基以上の竿石があると(夫婦は別)
 ―家庭に軽い不具者があります。
 ―主人以外に家庭の支配者があります。
〇竿石に雨風がかからぬようにしてあるのは(建物の中へ入れたり、石の屋根、石室の中など)
 ―家庭内に大きな秘密があります。
 ―三代目毎に養子になります。
 ―身体が弱くなります。
〇竿石の裏に凹みやきずやあざがあるのは
 ―家庭に片輪のような病人があります。
 ―背に病のある人があります。
〇竿石に笠のあるのは家庭に深い関係ありません。
〇笠と竿石の間で竿石の上部に割れのあるのは
 ―脳の病があります。
 ―秀才も出ます。
 ―低脳者があります。
〇自然石のような形で表や裏を削って平たくし表に法名のある竿石は自然石と考えませんが、このような平石塔は
 ―軽い片輪のような人のある家庭です。
 ―長子相続の出来ない家庭です。
◎注意 竿石や台石の一部取替えは同じ石質を使用して下さい。
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「吉相墓」入門

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竿石の文字と家庭運

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竿石の文字と家庭運

〇竿石の表に夫婦二組以上を連刻してあると
 ―養子になるか二男三男相続となります。長男は死ぬか遠方へ行きます。
〇夫婦の中央に後妻を刻み入れると
 ―幼年者相続の家庭。次の代に先妻後妻となります。
〇正面に霊名、横または裏に霊名を刻み入れると
 ―家庭の誰かに愛人が出来る場合があります。
〇俗名、本名の墓石主の孫の代は
 ―男子の血統がありません。男子あっても相続しません。
 ―女子が生れれば金銭が無くなりますが祭祀相続は出来ます。
 ―養子となります。
〇夫婦別々の墓石(神道に多い)
 ―夫婦が永く同棲できません。
 ―後家となるか良い男子が生れません。
〇一竿石の表裏横共に夫婦や成年男女のみ多く刻み入れると
 ―養子。
 ―大変複雑な家庭です。
 ―外に異性愛、同性愛が出来る相。
〇正面が何々家代々の墓または家名を表す竿石で、裏または横に霊名のあるのは
 ―家庭の誰かが外に愛人をつくることがあります。子供は生れます。
〇無縁供養塔、三界万霊之墓、南無阿弥陀仏、南無妙法蓮華経などを正面に刻入して法名の刻入のない墓石
 ―宝塔や五輪塔と同じ一種の供養塔として判断します。墓石とは考えません。
 ―相続者の安泰を表わしません。(分家初代は一時的に財が出来る。また相続人に心配もありません。)
〇何々家先祖代々之墓、先祖代々之墓、何々家の墓、倶会一処、何々家奥城、納骨塔、倶処等の墓石で法名の刻入のないものは(但し石塔建立の余地ない場合)
 ―小さい石塔は最悪ではありませんが、子孫に不安が生じます。
 ―次の代が養子、その次が財産あれば養子、財産が無ければ無縁墓石となります。
 ―建立後生れる人で長男相続すれば無財産となり、二男三男相続すれば普通で、養子相続すれば財生じる場合もあります。
 ―背が高ければ高い程早く無縁墓となります(石塔の高さが十五尺ですと約十八年程で無縁となります)。建立後は男子の相続人が生れません。生れても親と同居できません。
〇夫婦文字が夫を左、妻を右に刻入しますと
 ―後家。
 ―女天下。
 ―女子が強情となる家庭です。
〇寄付金、金銭または物品を刻入しますと
 ―その金銭の利子だけ損失をします。
〇自然石に本名を刻入した墓を他人が建立した場合
 ―実子が養子のような形で相続する場合が多い。
〇竿石の霊名を全部削って新たな死者の文字を刻入すると命じた人は
 ―施主は狂い死にします。
 ―石屋は永い病気にかかります。
 ―警察の厄介になることがあります。
〇正面と横に成年以上の独身男女多く刻入すると
 ―男女関係で問題が起ります。
〇霊名文字が大きく欠けると二寸以上
 ―怪我や手術に注意せねばなりません。
〇台石あり普通の石工の造る竿石に文字なき墓石
 ―血統が一時絶えて養子となります。
 ―実子の長男でも養子のような形で相続します。
〇本名を木塔婆の正面に書いて葬式する家庭は(確率六五%)
 ―軽い片輪のような人が時々あります。(五輪塔や宝篋印塔の一部を祭る場合も同じ)
 ―軽い精神薄弱者が時どきあります。
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先祖の祭祀と家庭運
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「墓相」入門
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墓石の雑感と家庭運

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墓石の雑感と家庭運

〇石塔の傾いているのは
 ―金銭や財産に関して面白くない話があります。
〇棺崩れがして台石が埋められると
 ―子孫に不安が起ります。
 ―金銭や財産に不安が起ります。
〇カロート式墓石(櫃式、納骨堂式)及び墓石の下のコンクリートまたは石での納骨式
 ―財産が減ります。
 ―養子相続となります。
 ―病人が常にあります。
 ―遂に無縁墓となります。
 ―間借住居をします。他の世帯主と同居します。
 ―アパートに住む家庭です。
 ―後家となる家庭です。
〇表と裏または横からというように二方面以上から花筒、水入があり、二方面以上から礼拝するようにしてある墓石は(供養塔を除く)
 ―家庭衰微します。
 ―軽い片輪があります。
〇塋域全部に石塔を建立し、それ以上一基も建立出来ないと
 ―移転、転宅。
 ―長子が親と別れて生活するか、長子が死亡します。
〇父と子が共同で墓石を造り施主となった場合
 ―兄は一時財産が減ります。
〇石塔に苔が多く生えると
 ―くさの腫物が常にあります。
 ―病人が常にあります。
〇石塔に草や芝が登るように大きくなっていると
 ―軽い病人が常にあります。
〇自己または他人の墓石を単なる石と考え、勝手に移動させたり形を変えたりすると命じた人は近く
 ―精神を大消耗させる事件があります。
 ―急病人があります。
 ―裁判で大きな心配があります。
 ―施主が死亡します。
 ―家族に急変死亡者があります。
(但し傾きを起すか文字刻入はよろしい)
〇悪墓相や吉墓相の施主が一日程で墓参の出来ない遠方へ移転しますと
 ―その墓の因縁は全部受けません。善悪の相を受ける度が少くなります。
〇竿石全部を地中に埋めるかまたは割りますと
 ―本人が狂い死。
 ―本人が変死。家庭内の一番可愛い人の重病や急死、片輪が出来ます。
 ―一番可愛い子が軽い精神病。
 ―警察に厄介になることがあります。
〇生存中に自己の墓石を自己が建立しますと
 ―一番可愛い子が無能力者となります(この場合、横または裏の自己の本名を刻り取って下さい。)。
〇他人の墓石、墓所を譲り受けると
 ―以前の持主の家庭と同じ運命になります。
〇竿石だけで台石の無い墓主の家庭は
 ―永い病人があります。
 ―多くの不動産や動産を子に譲ることができません。
 ―アパート住いするようになります。
〇墓石の全形を変えるため削りますと
 ―依頼または命じた人が狂い死します。また家内の一番可愛い人が重病になります。
 ―精神を大消耗することがあります。
〇コンクリート円墳は
 ―主人が無能力者となります。
 ―外部から精神的に圧力を受けます。
 ―世帯人は長命しません。
 ―三十年以内に家庭運衰えます。
 ―主な親族と不和になります。
〇墓所の無い家庭は
 ―家運不定といって財産が出来ても、不具、逆死、夫早死、妻早死、養子病気などのうち常に三つがあります(「墓所の無き家庭運」の項参照)。
〇一家庭の塋域内で石塔一基ごとに石で区割してある場合
 ―親と相続者とが別の住居となります。
 ―永く一定地に居住せず住居が替ります。
〇中華民国にある石塔の牌(房鳥居の半分のような形)は孤独を送った女の貞節を表わす碑です。一般家庭には建立の必要はありません。
〇灯籠は奈良大仏殿前にあるように如来を祀った参道の正面中央に一基おくのが始めです。今では神社でも寺院でも左右に一対にしておくようになりました。一般家庭に建立の必要はありません。
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「吉相墓」入門

「墓相」入門
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墓石建立順と家庭運

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墓石建立順と家庭運

〇石塔の後に同方向に向かい石塔を建立しその間が無い墓は
 ―世間に対しはずかしい行為の起る家。
〇二代続けて先祖の石塔より大きい石塔を建立しますと
 ―家庭運少し傾きます。
〇三代続けて先祖の石塔より次第々々に大なる石塔を建立しますと
 ―財産が減ります。
 ―移転します。
 ―怪我人、変死があります。
〇先祖の石塔の隣へ先祖より大きさ三倍以上の石塔即ち目立つほど大きな墓石を建立しますと
 ―その墓はお参りがなくなります。
 ―無縁となります。
 ―近隣から侮りをうける家庭になります。
〇正妻と妾とが同一墓所にあって妾の方が大きいのは
 ―家庭の女に不幸があります。後妻でないと納まらない家。
〇第一図の如く正面から右左またはその次に左右へと建立しますと
 ―死人が死人を呼ぶ形です。
 第一図 53124
〇第二図よように順が一墓石でも逆順になりますと(右から左へ建立するを順建という)
 ―家庭で主人に反抗する人があります。
 ―子供が親不孝になります。
〇女名の墓石が右端にあると
 ―後家。
 ―女天下。
 ―女の強情者があります。
〇子供の墓石が親の墓石の右の方に建立してありますと
 ―子供は親に反抗します。
〇乱雑に墓石を建立してある家庭は(墓石の後に同じ方向に建立も同じ)
 ―家庭内に問題が絶えません。
 ―未婚者や、後家、女天下、離婚による厄介者などのある家庭です。
〇広い墓所正面中央に最初の大石塔を建立しますと
 ―子供の無い家庭は五年以内に夫婦別れすることがあります。
 ―子供の有る家庭は三年以内に死者があります。
  註 中華民国の古本に正面中央に建立するように書いてありますが、それは机上の考えだと思います。
〇石塔が前後に重ねて建てられ後の字の読み難き墓や石塔の後にまた同方向に墓石のあるのは
 ―世間に恥じるような大事件が家庭内に生じます。
 ―大きな秘密を蔵する家。
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家運長久の秘訣
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「墓相」入門
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竿石の石質と家庭運

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竿石の石質と家庭運

〇青石竿
 ―常に病人や災害があります。
〇黒石竿
 ―大きな秘密を蔵します。
 ―大問題を起します。
 ―後指をさされる家庭となります。
 ―火難や災害が起ります。
〇赤石竿
 ―身体弱く災害が起ります。
〇自然石の大きいのは
 ―後家。
 ―養子となります。
 ―血統が絶えます。
 ―腫物が常にできます。
 ―精神的に薄弱者があります。
 ―金銭が不足します。
 ―片輪などがあります。
〇小さい河原石の竿石代用は
 ―死人が死人を呼ぶ形。
 ―出費の多い家庭。
〇軟石竿
 ―怪我人または災害。
 ―腫物。
 ―大きなきずあとのある人が家庭内にあります。
〇大理石竿(割れ、ひびのある石)
 ―怪我人があります。
〇瓦、陶器竿(職人の家に多し)
 ―家運衰微します。
 ―血統続きません。
〇コンクリート竿(十年以上経ますと)
 ―怪我人があります。
 ―身体に大きな傷痕のある人があります。
 ―金銭に不足する家庭です。
 ―長子が他所で活動する家庭。
 ―筋肉労働者の家庭。
 ―火難や災害。
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「吉相墓」入門

「墓相」入門
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塋域石と家庭運

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塋域(墓地)石と家庭運

〇境石が割り石や自然石の墓は
 ―貧者となりつつある家か、重労働の家。
〇境石が割り石で造られていてその上に墓石が乗っていますと
 ―肉体上に軽い不備があります。
 ―出費が多くなる家庭です。
〇境石が地上から八寸以上高く造ってあると
 ―それが高ければ高い程事業に損失し時に回復が遅れます。
 ―家庭に重病人が出来たとき快復が同様に遅れます。
〇境石が石塀か土塀であって竿石よりも高くしてあると
 ―秘密を蔵する家庭です。後ろ指をさされる家。
〇石門があってその石戸を竿石より高くすると
 ―世間に恥づかしいことのある家庭であります。
〇低い石製の門戸を造った場合
 ―世間の人が入り難い家庭。後ろ指をさされることの起る家。
〇花筒石が竿石の中央までの高さですと
 ―世間にしらしたくない大きな秘密のある家庭です。
 ―あるいは世間に知らしたくない大事な事のある家庭です。
〇境石の東西南北の高低は
 ―一四七頁の墓所の斜面と外側の土地の高低と同じ見方。
〇境石の割れやアザ石は(外ワク石は関係無し)
 ―二寸以上の割れは病気に、二寸以上のアザは事業に関係あります。
〇墓石と花筒石、水入石が密着していますと
 ―その密着の間に汚物があったら軽い病人があります。
 ―十年後には大病人が出来ます。
〇水入石の有無という事については
 ―別に関係ありません。
注 殊更水入石を造る必要はありません。阿加水は「冥道の衆生は心地乾くから水を供養す」の仏教の教えからでしょう。また花筒もことさら造る必要ありません。
〇踏石については大きければ大きい程
 ―墓地に板石を敢いた形と同じです(「墓所の土と家庭運」の項参照)。
〇入口の形の大小は(入口外側の踏石については運命に関係ありません)
 ―関係あります。目下研究中です。入口石が正面中央でない場合は家中に剛情者及び女子の変くつ人あり。入口石の段々は商業に、入口石最上部の石は病気にそれぞれ関係します。
〇延石の境石にくい違いがありますと(約三分以上)
 ―怪我人か病人が常にあるか金銭の損失が常に多い家。
〇隣地の他人の墓地の間に一本の共同境石が入れてある場合
 ―精神か肉体に変な人のある家。
〇周囲に延石の境石があり中の墓石一基づつ別に一段と、また、区別して境石のような延石を入れると
 ―家業が衰微します。財産が減ります。
 ―親子が別居します。或は転宅する家庭となります。
〇竹製の花筒、水入、線香立
 ―家庭に吉凶関係ありません。
注 花は低いほど吉です。竹製の花筒については研究中。
〇花筒に虫が生ずると耳の病の人があります。
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先祖の祀り方
お墓の建て方

三代目竹谷聰進著
(株)徳風會・祭祀研究所出版
定価二五七五円
(税込)

「墓相」入門
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木標と土葬と盛土と家庭運

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木標と土葬と盛土と家庭運

〇木標を建立して腐って来たり正面が大きくひび割れしたり文字の一部を土中に埋めても
 ―病人のある家庭となります。
〇木標を建立してその前や横後などに茶碗、石、釘打した板、銅、鉄など金物製の器物などをおきますと
 ―金銭出費多い家庭どなります。
〇各家庭が墓所を所有して境石を入れ一基も墓石を建立せず、後日石塔を建立する予定で木標を立て永く置きますと
 ―石塔の建立できない墓所となります
〇墓所に竹や木の垣を造る事は、家庭の死者と生存者との関係によりますが、一般的には造らぬ方がよろしい。
〇木標の前後左右に河原石、普通石、大砂利などがおいてあると(竹製以外の花筒も同じ)
 ―金銭出費多い家庭です。
〇円墳の盛土の上や周囲に河原石、普通石、大砂利、茶碗などおいてありますと
 ―金銭の出費多い家庭です。
 ―死者が死者を呼ぶ形です。
〇盛土のようなコンクリートの円墳は
 ―主人が無能力者になります。
 ―精神的に外部より大きな圧力を受けます。
 ―世帯主が外部より大きな圧力を受けます。
 ―世帯主が長命しません。
 ―主な親族と不和になります。
 ―三十年以内に家運衰えるか何れかになります。
〇死体を甕に入れて腐らぬようにすると
 ―主人は偏屈人となります。
 ―精神無能力者か病人が常にある家庭であります。
 ―破産するか他に支配者ができます。絶家します。
〇骨や灰を甕に入れて浅く埋めくさらぬようにすると
 ―軽い精神異常者があります。
 ―主人が偏屈者となります。
〇墓石に骨が付着していますと
 ―家庭に軽い病人が常にあります。
〇盛土墳墓で周囲に石類の置いていない墓は
 ―子供が早死しても次から次へ生れて子孫は続きます。財産が一時減少しても破産しない。
〇木標の正面に細かいきずが一面に出来たり正面の字が半分以上消え半分は明瞭なるは
 ―家の内大なる問題起る。
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「吉相墓」入門

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本家、分家、親族、知人と墓の関係運

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本家、分家、親族、知人と墓の関係運

〇塋域を知人や親族などが無断で全部または一部を使用しますと
 ―墓所所有者の財産が減ります。
〇塋域の全部または一部を知人、親族などに無料で譲りますと
 ―譲った者も譲られた者も財産が減ります。
 ―間もなく死者が出ます。
〇同一塋域内で知人、親族が別々に石塔を建立しますと
 ―皆が共に栄えません。右側の家が早く衰えます。
 ―養子の家庭となりますし、互に子供を養子交換致します。
〇本家と分家とが同塋域内に墓石を建立しますと
 ―本家、分家の盛衰が交互に来る相です。右側の家が早く衰えます。
 ―両方共に栄えません。
 ―両方心から親交できません。
〇親や先祖の墓石を兄弟や親族が共同で建立して建立者の氏名を入れると
 ―誰か一名は家運が衰えます。
 ―共に家庭運が栄えません。右側の名の家から衰えます。
 ―互に精神的によくありません。
〇本家に建墓の力が無くて分家の名で本家の墓石を建立しますと
 ―分家の事業は一応失敗します。
 ―分家の財産が減ります。
〇他家の人、親族の人や、知人または恩人などを自己の塋域内で祀りますと
 ―男子を祀れば男子の厄介者があります
 ―女子を祀れば女子の離婚者か厄介者があります。 〇嫁入した人を生家の塋域内で祭りますと(一日二日の嫁入でも)
 ―後日嫁入した娘の中で誰かが離婚者となって帰ります。
 ―叔母となって嫁入せずに死亡する人が出来ます。
 ―女子の厄介者が生れます。
〇頂上に分家の墓所、山下に本家の墓所がありますと
 ―本家分家何れかに精神病の者があります。
 ―または事業に一応大きな損失をします。
〇親族、知人の墓所の建立費全部を自己の名で出費しますと
 ―財産が減ります。
 ―事業について一時的に行詰ります。
 ―二、三年内に死亡します。
〇妾の石塔を建立しますと
 ―夫である施主は五年以内に七〇%まで死亡します。
 ―夫は大病にかかります。
〇分家して墓所の無い場合に本家の墓所へ子供を埋めますと
 ―本家分家共に盛衰交々来る家庭でありまして両方共栄えません。
 ―精神的に面白く交際せきません。
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先祖の祭祀と家庭運
竹谷聰進著
(株)徳風會・祭祀研究所出版
定価二千百円(税込)

「墓相」入門
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住宅と墓石

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住宅と墓石

〇住家や井戸に竿石が使用してあると
 ―病人、不具、急死あるいは不思議な悪影響、変化があります。
 ―俗にいう幽霊の出る家といわれるようになります。
〇庭園に墓石の一部分でもおいてあると
 ―その家庭に火難不具、常に病人があります。
 ―主人の身体が虚弱であります。
〇納屋などに竿石の一部でもありますと
 ―鶏や牛などに不具があります。
 ―品物を保存しますと利益がありません。
〇寺の本堂の下に竿石が使用してありますと
 ―火難の相です。住職の病弱。
〇寺の庫裡の下に竿石がありますと
 ―不具者があります。
 ―その寺は常に病人があります。
〇橋や道路などに墓石の竿石がそのまま使用してあると
 ―その付近で大怪我をする人が時どきあります。
 ―その付近で急死する人が時どきあります。
〇鉄道線路に墓石を使用しますと
 ―この場合も同様その付近で怪我人、変死者などがあります。
〇石屋が墓で使用の竿石を持帰り新石のように改造して施主に売ると
 ―一年以内に重い病気になります。
 ―金銭上大きな損失があります。
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「吉相墓」入門

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土葬と火葬

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土葬と火葬

 土葬場と火葬場は死体の処理場所です。肉体は無から出たものですから早く無とすべきものでありまして
〇死体を瓶、壷などに入れ腐敗せぬようにしますと(五尺以内)
 ―精神無力者、病人の常にある家庭であります。
 ―破産しますか他に支配者ができます。絶家します。
〇火葬後の骨を瓶、壷などに入れて納骨式に埋めますと
 ―その家庭には偏屈者があります。
〇土葬してその肉体が腐敗したため石塔が傾いてきますと
 ―金銭や財産上に問題が起ってきます。
〇土葬の上に木を植えると
 ―金銭が増えない家庭です。財産が減ります。
 ―病人が常にあります。
〇死体の棺中へ生前の死者の好物を入れるのは
 ―家庭運には関係ありませんが、入れるには物により火葬場で困る場合がありますから、不必要であると思います。
〇土葬した上に小さい河原石を置きますと
 ―金銭出費の多い家庭です。
 ―死人が死人を呼ぶ形ともいいます。
〇土葬や骨灰の上に木製の家形のような物体を置きますと
 ―金銭の出費の多い家庭です。
〇土葬した後また他人をその土葬のあとへ掘って埋めると
 ―吉凶の結論は得られません。
〇土葬の円墳を発掘すると
 ―発掘した人は熱病になると昔からいい伝えられます。目下調査中です。
〇死者の身体並に骨灰を日々直接拝礼している方がありますが
 ―吉凶の結論は得られません。
〇灰骨や肉体の一部が墓石に付着していると
 ―軽い病人が常に家庭にあります。
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家運長久の秘訣
初代竹谷聰進著
(株)徳風會・祭祀研究所出版
定価四百二十円
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